小説投稿サイト「カクヨム」での発表以来、単行本(KADOKAWA刊)が70万部を達成、「このホラーがすごい!」(宝島社刊)2024年版でベストワンを獲得、コミカライズも人気のモキュメンタリーホラー小説『近畿地方のある場所について』。7月25日には新たに書き下ろしを加えた文庫版がリリースされ、8月8日には鬼才・白石晃士監督による映画公開を控える同作を、映画秘宝9月号ではカラーにて徹底特集! 映画版レビューに加え、原作者の背筋氏スペシャルインタビューでは、背筋氏が影響をうけたホラー映画や小説について、ホラー&モキュメンタリーというジャンルに対する想い、そして気になる次回作の構想など、映画のみならず、原作ファンにとっても注目すべき証言が満載!
さらには同作に至るまでのモキュメンタリー映画の歴史や、日本に実在する『ある場所』についてのミステリ、昭和の少女たちを魅了した恐怖漫画や悪魔とロックとの関係、『呪怨』ビデオ版4K上映やビデオレーベル「ホラー・マニアックス」シリーズ、復活のホラーアンソロジー『V/H/S』シリーズ、数多くのカルト作品を輸入してきた新宿ビデオマーケット&ドキュメンタリー映画が公開予定のニューヨーク伝説のレンタルビデオ店『キムズビデオ』といった、かつてのホラームーブメントに必要不可欠だったビデオショップの伝説等、真夏ならではのホラー作品ネタ満載、秘宝ならではの切り口で深掘りしていく!
その他、8月号に引き続きの『ジョーズ』50周年企画では、スティーヴン・スピルバーグの手を経て、いよいよ同作が誕生するまでの道のりを描き、インタビュー記事では公開中の話題作『顔を捨てた男』アーロン・シンバーグ監督、単独ライブを控えたウーマンラッシュアワー村本大輔、松山ホステス殺人事件を題材にした初長編監督作『私の見た世界』を撮った女優・石田えり、デジタリ・リマスターで蘇るスリラー『ミュート・ウィットネス』アンソニー・ウォラー監督、「切通理作の特撮時評」では夏映画も公開間近の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』からメインキャスト6人が登場!
最新作からカルトな名作の復活上映まで、映画に関する最新情報も満載、真夏のホラー要素爆発な映画秘宝9月号は7月18日発売! 表紙は『近畿地方のある場所について』より、菅野美穂&赤楚衛二の不穏なツーショットが目印だ!
映画秘宝 Vol.274. 2025年9月号
2025年7月18日発売
定価:¥1,650(税込)
発行:合同会社秘宝新社
http://hiho.co.jp/